sudoのパスワード入力が面倒なので
機密性低下を無視してパスワードなしでも実行できるようにしてみる。
sudoの権限の設定は visudo コマンドにて行う
$ sudo visudo
上記コマンドを実行するとコンフィグを編集するためのエディタ(vi)が起動する。
ユーザ単位、グループ単位どちらでも権限設定できる。
ユーザ単位でパスワードを省略したいのであれば以下のように
ユーザ名 ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
グループ単位であれば以下のように
%グループ名 ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
おそらくMacは初期状態で最初に作成したユーザはadminグループに入っているので
最初から記載されている以下の行を上記にならって変更するのも一つの方法
%admin ALL=(ALL) ALL
↓
%admin ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
ただコンフィグ内に以下のような記述がある
# Same thing without a password
# %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
せっかくなのでこれを利用したいのでコメントアウトされているところをはずす
# Same thing without a password
%wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
これだけだとユーザが初期状態ではwheelグループに含まれてない。
そのためユーザをwheelグループに追加する必要がある。
以下でwheelグループにユーザを追加できる
$ sudo dscl . -append /Groups/wheel GroupMembership ユーザ名
最後に追加されていることを確認
$ dscl . -read /Groups/wheel | grep ^GroupMembership
GroupMembership: root ユーザ名